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ヤクルト・上田剛史 「声」も大きな戦力/わがチームのムードメーカー

 

若手に好影響を及ぼしている


 今シーズンも、ムードメーカーに徹する。苦境に立たされているときこそ、プロ13年目、上田剛史の声がチーム内に響く。

「試合に出るのは終盤が多いですし、それぞれに役割がありますから。声を出して盛り上げていくことが、試合の勝敗に直接関わるかは分からないですけど、ベンチを盛り上げていくことでチームも盛り上がるし、相手にもプレッシャーがかかってくると思うので」

 チームには欠かせない存在だ。近年になり、より声を出して盛り上げようになったという上田。今ではその姿勢が波及していき、若手選手も声を張り上げており「年下の選手にも『声出せ』と言い始めて、いい方向にいっていると思う」と効果を実感する。

 チームメートも、上田の存在には感謝する。選手会長で2歳後輩の中村悠平は「根は真面目な方なんですけど、みんなに気を使って面白いことを言って場を盛り上げてくれて、僕らからしたらありがたいですよね。試合に出てカチカチになっているときに、フッと落ち着く」と口にした。

 プレーでも盛り上げ役だ。昨年9月4日の中日戦(神宮)。9対9と同点の延長11回にサヨナラ3ランを放った。先発出場が少ない『脇役』だが、与えられた場所でしっかりと結果を残している。

 試合前練習での準備を徹底している上田。「あとから出ていく選手が活躍することでチームが勝てると思うので、控えの選手が頑張ることが大事だと思う」と声でもプレーでもチームを鼓舞する。

写真=BBM

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