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ソフトバンク・今宮健太 もう守備だけじゃない!/今季はひと味違います!

 

打撃でも存在感を見せ、「恐怖の二番打者」と呼ばれる今宮


 今季に懸ける思いを、シーズンの幕開けから示した。昨季のリーグ王者・西武との開幕戦(3月29日、ヤフオクドーム)。初回の第1打席で、今宮健太多和田真三郎の内角真っすぐを右前へ運んだ。3回と9回には中前打。同点で迎えた延長11回には先頭打者で四球を選んで出塁し、デスパイネの一打でサヨナラのホームを踏んだ。

 10年目の今季は、オープン戦から打率3割超え。勢いそのままにシーズンに突入すると、2戦目もマルチ安打を放つなど開幕3連戦で打率.545をマークした。「後ろ(中軸)がいいので、自分のできることをしっかりとやるだけ」。強力打線の最高のつなぎ役として、開幕ダッシュに貢献した。

 打撃でも「一流」を目指すシーズンだ。遊撃の守備では、2017年まで5年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞。球界トップクラスである守備力はいまや誰もが認める一方で、打撃面では規定打席到達年では17年の打率.264、14本塁打が最高成績。10年目の今季は入団から慣れ親しんだ背番号「2」を「6」に変更して、これまで球団の遊撃手では達成者がいない打率3割&20本塁打を目指す。

「そこを求めて」と、オフの自主トレでは連日約3時間の打撃練習。オープン戦でも2本塁打を放ったが、開幕2カード目の4月2日のオリックス戦(京セラドーム)では、自身初という1試合2ホーマーを放つなどチームトップの5本塁打。最高のスタートを切った今宮が、そのバットで「守備の人」を卒業する。

写真=湯浅芳昭

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