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ヤクルト・青木宣親 巻き返しへの旗手/交流戦のキーマン

 

そのバットに期待がかかる


 チームを浮上に導くのは、「交流戦男」青木宣親しかいない。5月14日の広島戦(マツダ広島)から大型連敗を喫するなど、非常に苦しい状況が続く。だが、交流戦で無類の強さを発揮する背番号23が、この悪い流れを変えてくれるだろう。

「自分がチームを引っ張っていかないといけないという気持ちは常にある。とにかく、今は勝たないといけない」

 数字を見れば、青木の「交流戦男」ぶりは明らかだ。昨季は18試合に出場し、打率.310、2本塁打、14打点の好成績。チームを初の交流戦最高勝率に導き、「一つの目標としていたのでうれしい。自信にしたほうがいいね」と笑顔で振り返っていた。

 だが、それ以上に注目すべきは交流戦前後の成績だ。交流戦前は打率.266だったのに対し、交流戦後は打率.367まで上昇。シーズンでは打率.327を残し、チームの2位躍進に大きく貢献した。交流戦通算では798打数268安打で、600打数以上の選手の中ではトップの打率.336を誇っている。

「とにかく優勝したい」と口にする青木。勝ちへの欲は人一倍ある。5月28日の広島戦(神宮)前には、頭を丸刈りにしてグラウンドに登場。チームの雰囲気を変えるため、野手最年長の37歳が率先して行動した。

 昨季は、小川監督が「選手が頑張ってくれた」と話すようにチーム一丸でトップを取った。今季も青木を中心に、交流戦から巻き返しを図る。

写真=BBM
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