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DeNA・東克樹 後半戦の巻き返しに必要なピース/あのドライチは今──

 

昨季2ケタ左腕が復活すれば、DeNAの勢いはさらに加速するだろう


 巨人追撃のキーマンとなれるだろうか。最大11あった借金を一度は完済するなど6月以降は順調に勝ち星を伸ばしてきたDeNAだが、先発ローテーションに昨年の新人王・東克樹の姿はない。6月6日のオリックス戦(京セラドーム)で今季2敗目(3勝)を喫したのを最後に、長らく公式戦マウンドからも遠ざかっている。

 東は同試合で左人さし指にマメができたとして、翌6月7日に出場選手登録を外れた。同25日に横須賀市内の二軍施設で社会人のJFE東日本との練習試合に救援登板し、1回を三者凡退に抑え、その後も二軍の試合で短いイニングで調整を続けている。

 今季の東は左ヒジ痛で二軍キャンプスタートと出遅れ、一軍初登板は5月6日の巨人戦(横浜)だった。昨季5勝負けなしだった巨人打線にKO負けを食らったが、その後は3連勝をマーク。球速が140キロ台前半にとどまりながらも、緩急でゲームメークする引き出しの多さを見せ、先発の役目を果たしてきた。

 ラミレス監督は「彼の能力からしたら、二軍にいる選手じゃない。間違いなく必要な存在だ」と強調した上で「まずは二軍で100%に戻してほしい」と復帰には慎重でいる。チームは後半戦から石田健大を再転向させて先発陣強化を図っているが、昨年エース級の活躍を見せた東の復帰こそが待たれる。
写真=松村真行

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