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ロッテ・二木康太 熱く語った先発投手のやりがいと責任/先発投手の誇り

 

先発ローテの軸となっている二木だが現状には満足していない


 エースの階段を上りつつある。今季、二木康太は先発ローテの主戦としてカード初戦を任され、ここまで18試合で6勝8敗、防御率3.95をマーク。クオリティースタート(6回以上自責3以下)はチームトップの9度達成しており、貢献度が光る。

 だが、本人の中ではフラストレーションがたまっているのか「納得がいってない試合のほうが多い。勝てた試合を落としたり、自分で良かったと思える試合があまりないので」と厳しめの自己採点。「最低限の試合ができましたという試合で勝っている。それができればいいのかもしれないですけど、自分の投球ができていないのかな」と反省の言葉が並ぶのも、もうワンランク上の投手になりたいという思いが強いからだろう。

 今季、最も印象に残っている試合は6月14日の中日との交流戦(ZOZOマリン)で相手先発・柳裕也との投げ合いで負けた一戦だ。スコアは8回終了の時点で1対1。「ずっとロースコアで進んで、最後まで投げさせてもらった。自分が打たれて、柳さんが抑えて負けた。最後までいかせてもらったので勝ちたかった」。

 信頼して送り出してくれた首脳陣の期待に応えたかったが、9回に高橋周平に2ランを浴びて勝ちを呼び込むことはできなかった。「いつもは相手投手と勝負するわけじゃないけど、あのときだけは相手投手との我慢比べで、それで負けて悔しかった」。この経験を成長の糧にするつもりだ。

「良い投球ができればチームが勝つ可能性が上がるし、逆にダメなら負ける可能性が上がる。チームの勝敗を一番左右するポジション」と先発のやりがいを熱く語った二木。昨年末の契約更改では「規定投球回(143回)はいきたい。先発ローテを守ることができれば2ケタ勝利もついてくると思う」と今季の目標を掲げていたが、順調にいけば両方の数字に手が届く位置にいる。

 24歳になったばかりの未来のエース。残りシーズンの1球、1球が見ものだ。

写真=BBM

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