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ロッテ・清田育宏 徹底した体調管理で復調の気配/復活の1年

 

まだまだ本来の姿ではないが復活気配を見せる清田


 ベテランの存在感が一層、増してきた。清田育宏が味のある打撃でチームを支えている。8月6日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では延長11回に左翼へ人生初のサヨナラ2ランを放った。ベンチで「オレ、サヨナラホームラン打ったことねえんだよなあ」とつぶやいてから1時間もたたないうちに、劇弾が飛び出した。

 9月5日時点で102試合に出場し、打率.251、9本塁打、52打点。代打では22打数7安打の打率.318、1本塁打、8打点をマーク。先発外では代打の切り札として終盤の得点機で何度も逆境を救ってきた。「打率よりも打点に一番こだわりがある。打点を稼げれば、それだけチームに貢献できているから」。チャンスで回って来るときは普段よりも目の色が変わる。

 昨季は2月のキャンプ中に左ふくらはぎの肉離れで開幕二軍スタート。96試合で打率.226、2本塁打、27打点に終わり、「もう一度、キャリアハイを目指す」との決意をすぐさま行動に移した。オフからプロ入り後、初めてパーソナルトレーナーと契約。その効果が現れている。「去年は右肩や腰が痛くなってプレーができなかった。今年は年間を通して体の管理を任せている。大きなケガがないのも要因の一つ」と証言。地道なトレーニングと徹底した体調管理が実り、好調を維持できている。

「後輩たちにはCSのこととかは考えずに思い切ってやってもらいたい。僕らベテランが引っ張っていければ」。激しい3位争いの中、背番号1が輝きを放つ。

写真=BBM

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