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西武・鈴木将平 安定感を身に着けて外野の一角へ/来季こそ主力に

 

今季はプロ初安打、初打点をマークした鈴木


 プロ3年目で念願の一軍デビューを果たした鈴木将平。7月5日のロッテ戦(ZOZOマリン)では初先発出場して初打席にも立つと、翌日の同カードで初打点、初安打を記録し、次々と“初”を達成した。シーズン通しては一軍と二軍を行き来したが、二軍降格後は3割超の打率を残し、その都度自らの手で一軍再昇格を勝ち取ってきた。

 辻発彦監督はレギュラーを固定する傾向があり、秋山翔吾金子侑司木村文紀と、攻守走そろった名手が並ぶレギュラー陣に割って入ることは、なかなか簡単ではない。しかし、秋山が海外FA権を行使したため、来季は1枠空く可能性が高い。鈴木にとって大チャンスの到来である。

 今季は16試合出場、7試合で先発起用されたが、「最初は試されている感じが強かったので『自分のやることだけやろう』と思って積極的に行けていたのですが、何試合かスタメンで使い続けてもらって、つなぎなど打線の中の一人として求められる役割が増えていくと、考えて過ぎてしまい打ちにいけなくなりました」。レギュラーを取ることの難しさを、身をもって痛感した。

 主力になるためには「安定感」が必要だと21歳。「1日1個、良い部分がないと使われにくい選手になってしまう。安打が打てなくても小技でも、守備でも、走塁でも、何かで1つ、必ず貢献できる選手にならなければと思います」。

 高卒3年目を終え、育成期間は終わった。積み重ねてきたスキルを武器に、来季は本格的にレギュラー争いに挑む。

写真=BBM

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