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ロッテ・安田尚憲 来季のブレークへ常夏の異国で腕を磨く/秋の収穫

 

3年目の飛躍に懸ける安田


 2年目のシーズンは結局、一度も一軍に呼ばれることはなかった。ドラフト同期のヤクルト村上宗隆は36本塁打で大ブレークした。唇をかみながら、ロッテ浦和球場で泥にまみれた。それでもイースタン・リーグでは122試合に出場し、116安打、19本塁打、82打点と3部門でリーグ1位を獲得。3年目の飛躍が期待される男だ。

「2年目が終わって、体力がついてきた感じがしています。充実した練習ができていると思う」

 みやざきフェニックス・リーグに参加していた背番号5は途中、ZOZOマリンで行われていた秋季練習に呼び戻された。さいたま市内の選手寮に戻ることなく、千葉市内のホテルに泊まり込んでキャンプのような走り込み、打ち込みが課された。「(フェニックス・リーグと比べて)3倍くらいの練習ができましたね」と、安田は確かな手応えを口にしていた。

 すべては11月3日に出発したプエルトリコで開催されているウインター・リーグへの準備だった。「向こうはメジャー経験者もいるだろうし、練習方法とか得られるものは多いと思う。ポジションは与えるものではなく、つかむものだからね」と井口資仁監督。遠く海の向こうで和製大砲が開花するのを心待ちにしている。

 昨年のオフも台湾でのウインター・リーグに参加した安田は「日本とはまた、違う野球がある。海外のチームに入るのは楽しみです」と笑った。秋につかんだ手応えを、常夏の異国で確信へと変えるつもりだ。

写真=BBM

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