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阪神・藤浪晋太郎 金言を自分の投球に生かす/秋の収穫

 

秋季キャンプで山本昌氏の指導も受けた藤浪。このアドバイスも自分のモノにして、来季の復活劇を目指す


 今季プロ入り後初となる0勝に終わったにもかかわらず、高知・安芸での秋季キャンプでもっとも注目されたのは藤浪晋太郎だった。

「いい感じでやれている」

復活を目指す藤浪本人の口から出た短い一言からも手応えが伝わってくる。

 今秋キャンプでは主に臨時コーチを務めた元中日のレジェンド・山本昌氏からさまざまなアドバイスを受けてきた。

 まず指導を受けたのはチェンジアップのマスターだ。山本昌氏から「それを習得することで手首が立ってほしい」と指導されたのだ。

 さらに「バレーボールでアタックを打つように投げること」を心掛けるようにいわれてブルペンで投げた。

 どちらも、これまで藤浪が受けた指導法になかったことで「自分の中ではない考え方なので、来年以降に生かしたい」と前向きにとらえた。

 新人の13年は10勝、15年の14勝までプロ入り3年連続2ケタ勝利を挙げたが、ここ4シーズンで勝ち星は激減した。

 10月のフェニックス・リーグ(宮崎)でも四球を連発するなど試行錯誤が続いていたが、毎年言われるように、藤浪復活はチームのカギを握っている。

 山本昌氏からの直接指導は、右腕の軌道、リリースポイントを意味するはずで、本人も好感触のようだ。

 秋季キャンプの成果が春につながり、藤浪自身の開幕に持ち込めれば……。実戦で自信をつかむことで藤浪が再び甲子園に帰ってくる。
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