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DeNA・大貫晋一 豪州で技術、メンタルともに成長/2年目の進化

 

2年目の今季はシーズンを通して先発として戦力となっていきたい


 ルーキーイヤーだった昨年、先発ローテで15試合に先発し6勝5敗と期待以上の結果を残したが、本人は満足していなかった。特にチームが順位を争う8月、9月に2試合連続で3回途中でKOされ、実力不足を痛感した。それでも9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発すると、5回1失点と粘り、ベイスターズの22年ぶりリーグ2位を確定させるとともに6勝目をマークして「今日、勝てたことが自分の中で大きい」と2カ月ぶりの白星にうなずいた。

 シーズンオフに入り、行動に移した。昨年、今永昇太らがプレーしたオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)へ「殻を破るためにも行きたい」と参加を直訴。球団から承認され、11月から異国の地でレベルアップを図っている。「こんなチャンスはない」とDeNAがパートナーシップを結ぶキャンベラ・キャバルリーの一員として、経験を積む毎日だ。

「スタミナ不足と左打者への投球が自分の課題。投げる体力をつけることと、ウイニングショットの精度を高めることを目標に練習や実戦で取り組みたい」と目的意識も明確。ABLでの成績は8試合に投げて2勝0敗、21回2/3で被安打20、奪三振27、防御率2.49と奮闘する。現地では、ホストファミリー宅で生活するなど野球以外の面でも貴重な体験をしている。2020年は技術のみならず、人間的にも成長した姿をマウンドに刻むつもりだ。
写真=BBM

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