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西武・源田壮亮 日本一をつかむために必要な新主将の存在/リーダーの決意

 

今季は再び試合に出続け、チームに貢献することも誓う源田


 入団した2017年開幕から3年間、遊撃の不動のレギュラーとして守備の要を担っている源田壮亮が2020年の新キャプテンに選ばれた。プロ4年目での抜擢に、「身が引き締まる思い」と決意新たに今季へ挑む。

 今季主将を務めた秋山翔吾のメジャー挑戦を受け、新主将の人選を熟考していた辻発彦監督は、秋季キャンプ時から「常に投手に声をかけながら、周り全体を見られるというところでは源田が一番妥当」と筆頭候補に挙げていた。「守備は認めているが、打撃やほかの部分で、泥臭く、食らいつくような“粘り”の部分が源田にはまだ足りない。それが出れば、もっともっと良い選手になる」。指揮官の見込みどおり主将就任で貪欲さ向の上なるか。大いに期待したい。

 一方で、主将任命前から源田自身も今季への意欲を露わにしている。昨季は死球の影響により、1年目の開幕戦から続いていた全試合フルイニング出場の記録が299試合で途切れ、初めて135試合出場にとどまった。致し方ない負傷とはいえ、「シーズンが終わって試合数を見たとき、中途半端で嫌だった。やはり、全試合に出て優勝したいなと強く思いました」。今季は、再び全試合フルイニング出場を胸に期す。

 Cマークを着けることが公式に発表され、「“日本一”をつかみ獲るために、キャプテンとしてチームを引っ張っていけるように全力で頑張ります」と誓った新主将。どんなキャプテンシーを見せ、チームを3連覇に導くか、楽しみだ。

写真=BBM
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