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西武・金子侑司 あきらめず一番に再チャレンジ/斬り込み隊長は俺だ

 

昨季は36試合で一番を打った金子


「優勝して、盗塁王を獲って、一番を打つ」を掲げて昨季に臨んだ金子侑司。しかし、開幕から約1カ月半は一番を担うも、打率.206、出塁率.289と役割を果たせず、5月16日を最後に下位打線へ。「もう一度、あきらめずに挑戦したい」。果たし切れなかった“一番を打つ”を達成し、今季こそ3つの目標すべてを成し遂げてみせる。

 金子の一番定着は決して本人だけの目標にとどまらない。昨季まで斬り込み隊長として全幅の信頼を得ていた秋山翔吾が海外移籍でチームを去った。常に打率3割超、出塁率4割近くの計算が立つ打者の代わりを誰が務めるのか。安心して託せる存在が出てくるか否かが、今季の大きな見どころと言える。その意味でも、新背番号『7』が3連覇のキーパーソンになると言っても過言ではないだろう。

 実際、金子が安定して一番に座れば、12球団一を誇る得点力にさらに厚みが増す。昨季は九番打者にして41盗塁を決め、盗塁王のタイトルを獲得した。「シーズン通して一番だったら、盗塁数は間違いなくもっと増えていた」と佐藤友亮外野守備・走塁コーチ(現二軍)が太鼓判を押すように、一番で打席数が増え、出塁機会が増加すれば、その分盗塁のチャンスも増す。

 一番を任されるということは相応の打撃成績を残すことが必須だけに、実現できればチームの得点機アップ、個人として2年連続3度目の盗塁王獲得も、大いに期待できる。そのためにも、自身も認める最大の課題である打撃改善に全身全霊を注ぐ。

写真=BBM

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