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DeNA・今永昇太 初タイトルへ「勝ち星にこだわる」/目指せ!初タイトル

 

今年も開幕投手に最も近いのが今永昇太


 現実を真摯(しんし)に受け止めた。今永昇太の言葉は力強さを増していった。「昨年15勝していたなら、勘違いしたかもしれない。これが今の実力。2勝以上の実力差があると、教えてくれたんだと思います」。

 昨季の成績に目を移すと、勝ち星(13)と奪三振(186)はともにセ・リーグ2位。防御率(2.91)が同3位タイと初タイトルには一歩届かなかった。「13勝で止まった意味をしっかり考えて……」と言い聞かせ、母校・駒大を拠点にした自主トレは充実の一途。「一番は勝ち星です。調子が悪かったとしても、勝てば前向きになれるので」とより「勝てる」投手になることを目標に掲げ、2月1日の沖縄・宜野湾でのキャンプインを迎えた。

 昨年3月29日の中日戦。本拠地・横浜スタジアムで自身初の開幕投手を務めた。8回無失点、11奪三振。白星発進から一気に乗った。「前半戦はある程度、どの部門もいい位置にいられたので。すべて(の数字を)意識はしていました」。5月を終えた時点で6勝2敗、防御率1.47。大黒柱として獅子奮迅の働きだった。

 ところが6、7月の2カ月で3勝3敗、月間防御率も4点超え。2年ぶりに2ケタ勝利をクリアした8月に3勝負けなし、防御率1.44と巻き返したが、シーズン最後の2試合で計14失点も痛かった。「一番は優勝。そこに貢献する中で、防御率とかの部分も操っていきたい」。侍ジャパンの主力として、東京五輪も控える2020年。慢心なき左腕に大注目だ。
写真=BBM

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