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西武・川越誠司 自慢の打撃力でアピールして秋山の後継者に/レギュラー争いダークホース

 

キャンプで打撃をアピールしている川越


 2011年から19年までの9年、不動のレギュラーに君臨していた秋山翔吾が海外FA権を行使してシンシナティ・レッズへ移籍。今季、西武の外野手にとって千載一遇の大チャンスが到来している。

 チームには愛斗戸川大輔鈴木将平高木渉と、すでに一軍デビューを果たした個性豊かな新鋭外野手が定位置争いに目の色を変えているが、そこに割って入ると密かに期待されているのが川越誠司である。

 昨季、投手から外野手へと転向。野手1年目ながら、松井稼頭央二軍監督がその長打力を見込み、イースタン開幕戦から四番に大抜擢した。シーズン通しては93試合出場、打率.214、8本塁打、34打点に終わったが、試合の中で“トライアル・アンド・エラー”を繰り返して経験を積めたことは非常に大きな収穫となった。試合後の室内練習場には、その日出た課題を克服すべく、黙々とマシンを相手にバットを振り続ける背番号72の姿が必ずあった。「人一倍の練習量をこなせる強い体は、成長のための何よりの武器」と松井監督も太鼓判を押すほどだ。

 そして、その成果がシーズン後に参加した台湾アジア・ウインター・リーグで早速現れた。17試合に出場し、打率.367、3本塁打、21打点の好成績。本塁打、打点とも大会トップの数字を残し、同大会最優秀打者賞を受賞した。

 今キャンプでは、初のA班帯同。2月8日のシート打撃では今井達也本田圭佑から右前打をマーク。オフの自主トレで山川穂高森友哉ら球界屈指の好打者から学んだ打撃で猛アピールし、開幕戦から大ブレークを果たしたい。

写真=BBM

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