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DeNA・オースティン 強力打線の一角を担う/新戦力の評価は?

 

初の実戦となった中日との練習試合で1安打。幸先の良いスタートを切った


 手応えを隠すことはなかった。「かなりいい状態」と胸を張ったのは新外国人のオースティンだ。実戦デビューは2月13日に行われた中日との練習試合(北谷)。「三番・右翼」で先発出場した2打席目だった。相手は開幕投手の経験もある左腕・笠原祥太郎。3ボール1ストライクから直球を逃さず、きれいに三遊間を割った。

 沖縄・宜野湾キャンプ初日には、フリー打撃で75スイング中6本のサク越え。「初めの2、3日は基本的に逆方向に」と昨季までの大黒柱・筒香嘉智のような意識で取り組んだ。ラミレス監督は「日本野球に適応できれば、25本〜30本打てる能力は間違いなくある」と太鼓判。海を渡った前主将の穴を埋めてくれそうだ。

 メジャー4年間で33本塁打の長打力が持ち味。NPBの複数球団が獲得に関心を寄せたように、チームの期待値も相当に高い。与えられた背番号「23」は、横浜史上最高の助っ人と形容されるロバート・ローズ氏と同じ。現時点では右翼起用が中心だが、一塁に左翼もこなせる万能型だ。

 筒香なきDeNAのキーマン。ロペスやソト、宮崎敏郎佐野恵太らとともに安定した力を発揮できれば、昨年以上の強力打線が完成することになる。「自分の数字を追い求めるのではなく、チームの勝利に貢献することを一番大事にしている」。投手のパットンエスコバー、ともに新加入のピープルズを加えた外国人枠争いにも注目。1998以来の優勝へ、静かに熱く燃えている。
写真=榎本郁也

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