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日本ハム・西川遥輝外野手 プロフェッショナルとしての自覚/2020開幕への思い

 

キャプテンとしてもチームをけん引する西川


 チームの新キャプテンは開幕延期が決まった直後に取材応対。率直な想いを明かした。「聞いたばっかりだからな……でも、みんな同じ条件なのでちゃんとそこへ向けて。ただ、どれだけ延期になるかも分からないし、延期の期間をどう過ごしていいのか分からないので、まだ何とも言えないですけど、僕らも言われた期間でしっかり準備しないといけないと思う。そこはプロなのでね。どんな状況でもやらないといけない。それが仕事なので」。
 
 目に見えないウイルスによって、ターゲットにしていた目標は先延ばし。この時点で新たな開幕日も宙に浮いたままの状況でも、プロフェッショナルの自覚を持って受け答えした。

 本拠地の北海道では2月28日に「緊急事態宣言」が発令。チームも翌日、選手へは外出禁止を通達した。無観客試合で行われたオリックスとのオープン戦(札幌ドーム)で適時二塁打を放った西川遥輝は「お客さんがいないというのは寂しいけど仕方ない。開幕したときに元気な姿を見せることが今の自分にできること。僕らも気を付けて、ファンの人たちにも気を付けてもらって一刻も早く(この状況が)なくなればいい」。このときも、メッセージ性の強い談話を残した。

 すべての言動で力強くチームを引っ張る姿を期待されているのが新キャプテン。先行きが不透明な苦しい状況下でも、自身に課された使命を全うしながら新たな開幕へ向けて準備を続ける。

写真=BBM
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