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ロッテ・平沢大河 研究を重ねる打撃で進化を示す/このままでは終われない

 

プロ5年目を迎える平沢大河は、課題と向き合いながら開幕へ向けて準備を進めている


 将来を嘱望された2016年のドラフト1位内野手も、今季でプロ5年目を迎えた。

 平沢大河にとって、今後の野球人生を左右するようなシーズンになる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕が見通せない状況だが「昨年の反省、今年の練習試合での課題を一つひとつ洗い出し、日々の練習に取り組んでいる」と黙々と準備を続けている。

 18年は外野手でチャンスをつかみ、112試合の出場で打率.213、5本塁打と飛躍に向けた足場固めをした。昨季は遊撃手の定位置を藤岡裕大と争うも、攻守両面で不安定さを露呈。51試合と大きく出場機会を減らして、打率.198、1本塁打にとどまり「チャンスをもらったのに生かせなかった」と悔しさをにじませた。

 宮城・仙台育英高では3年夏の甲子園で大会3本塁打を放ってチームの準優勝に貢献した。ツボにはまったときの打撃は、惚れ惚れするような美しさがある。ただ、なかなか確率が上がらず「一番の強化ポイントは打撃。強く振れる体、体力をつくる」と課題を挙げる。

 浦和の室内練習場では、オフの期間から黙々と打ち込む姿がある。今は時間に制約がある自主練習の日々が続く。そんな中でも「昨年の自分の打撃の映像を見たり、いろいろな左打者の映像を見たりして勉強しています。この機会に自分の打撃を見つめ直したい」と研究を怠ることはない。

 今春のキャンプは右ヒジ痛で出遅れ、練習試合やオープン戦で一軍に上がることはなかった。それでも前を向き続ける。

「全体練習が再開されて、シーズンが始まるときには、一軍に入れるように巻き返す。精いっぱい、アピールしていく」

 期待のドラ1の看板に負けぬよう、成長した姿を見せたい。

写真=BBM

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