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中日・アルモンテ 来日3年目を迎えるヒゲの助っ人/二番打者は任せろ!

 


 6月2日に再開された練習試合。神宮球場で行われたヤクルト戦で二番に名を連ねたのは、なんとアルモンテだった。与田監督は「攻撃的な打順を組む上では、去年、福田を二番で使ったこともある。スイッチヒッターだし、彼(アルモンテ)を二番に置いたらどういう形になるかというのも、やってみたいところでね」と意図を説明した。

 来日3年目となるヒゲの助っ人。過去2年は公式戦での二番起用はなし。ただ、1年目の2018年、オープン戦だが3試合、二番でスタメン出場している。そして、忘れてはいけないが、ヤンキース時代には一番・イチロー、二番・アルモンテという並びだったこともある。「二番だからといって打撃スタイルを変えることはないし、打順は何番でも気持ちは一緒だよ」と全く気にしていない。

 2日の試合では2打席目に左前打を放った。3日のヤクルト戦も二番で出場。1回に先頭の大島がヒットで出塁すると、すかさず盗塁。チャンスを拡大したところで、鮮やかな中前タイムリーを放った。攻撃的な布陣がうまく機能した。

 オープン戦から高橋や平田を二番で試しもした。ただ、与田監督も「いろいろな選手がいろいろな打順に対応できるように準備をしなければいけないというところでやってみたが、感じとしては良かったと思います」と手応えを口にしている。アルモンテ二番は現実味を帯びてきた。

「もちろんバントのサインが出れば、しっかり決めたいしね」といたずらっぽく笑うアルモンテ。右太ももを痛めていたためキャンプはリハビリ組だった。それも今は不安はない。今年は脅威の二番として、大暴れするかもしれない。

写真=BBM
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