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中日・梅津晃大 プロ2年目を飛躍のシーズンに!/待ち焦がれた「6.19」

 


 6月7日の西武との練習試合(メットライフ)。2カ月半ぶりに対外試合のマウンドに上がった先発の梅津晃大は山賊打線を相手に4イニング4失点。2回に四球からビッグイニングをつくられたことを反省しつつも、こう強調した。

「三振を多く取れたのは収穫。中軸からも、すごい調子のいいスパンジェンバーグからも三振を取れたのも自信になった。ああいう(2回の)連打さえなければ、とてもいいピッチングだったので、全体的に見てそんな悲観する投球ではなかった」

 決して虚勢を張るタイプではない。事実、最速152キロの直球を軸にスライダーとフォークを交え6奪三振。与田監督も「球自体は春先よりもずいぶん良くなっているので、特に心配はしていません」と変わらぬ期待を寄せている。

 春先はもがいていた。キャンプ中盤に右ヒジの張りでペースダウン。その後も腕を振る感覚をつかめずにいた。「去年とは体が変わっているので、同じところを同じように意識してもダメ」。力が伝わるフォームを求め、ブルペンで2段モーションを試したことも。3月20日開幕ならば、先発ローテ入りは難しかった。

 きっかけは4月。活動休止期間中にアメリカのトレーニング施設「ドライブライン」が考案した重さの違うボールをインターネットで購入した。「前から興味があって、周りの人が使っていたので」。目的はケガ予防。ただ、思わぬ効果があった。

「あれのおかげでいい位置で腕が振れるようになった。挑戦がいい方向に出た」。バランスは良くなり、球に力が伝わるようになった。「調子はすごくいい」と言い切る2年目右腕が目指すは2ケタ勝利。飛躍のシーズンが始まる。

写真=BBM

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