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ロッテ・福田秀平 右肩甲骨の亀裂骨折から復帰/離脱者たちの現状

 

7月23日の西武戦で右肩甲骨の亀裂骨折から復帰した福田秀平


 開幕2戦目から、早くもその名前がオーダーから消えることになった。

 福田秀平は、開幕前の6月16日に行われた巨人との練習試合(東京ドーム)で、藤岡貴裕から右肩甲骨に死球を受けた。昨季まで所属したソフトバンクとの19日の開幕戦には「一番・中堅」で強行出場したものの、翌20日に右肩甲骨の亀裂骨折と判明。新天地でのシーズン開幕早々、リハビリ調整を余儀なくされた。

 3月のオープン戦、開幕延期に伴う6月の練習試合では、これでもかと打ちまくった。「コンディションは少しずつ上がってきている。6月19日の開幕に向けて、しっかり調整できればいい」と意気込んでいたが、3日前に予期せぬアクシデントに見舞われた。

 類いまれな身体能力を誇り、全力プレーを信条とするからこそ、故障が絶えない。1月の自主トレーニング公開時には「グラウンドでケガするのはしょうがないと思っている。それ以外の部分でしっかり準備していきたい」と話していた。

 チームは8連勝を飾るなど開幕ダッシュに成功した中で、二、三番打者が固定できない状況が続いた。まさに福田秀の活躍が期待されたポジションで、穴の大きさを痛感させられる事態となった。

 だが、7月14日にファームで実戦復帰を果たすと、23日に一軍昇格し、同日の西武戦(メットライフ)に一番・中堅で即スタメン起用された。思い切りのいい打撃に加え、守備や走塁も一級品。一軍の舞台に戻ってきた背番号7が優勝を狙うチームの起爆剤となる。

写真=BBM
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