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広島・韮澤雄也内野手 「孤高の天才」目標に日々経験積む/ドラフト下位入団選手の今

 


 若鯉の有望株が着々と経験値を積み重ねている。韮澤雄也は9月15日現在で二軍戦全48試合中44試合に出場。主に二塁や遊撃でスタメン出場を続け、打率.210、0本塁打、6打点。ここまでの成績を振り返り「最初は全然打てなくて、ファウルが多かった。最近になってから徐々に早い段階で捉えられて、三振も減って、率も上がってきたと思います」と明かした。

 新潟・魚沼市出身で、高校から埼玉の強豪・花咲徳栄高に入学。1年春からベンチ入りし、同年の夏の甲子園では全国制覇を経験。3年連続で夏の甲子園に出場した。高校3年でUー18日本代表に選出され、「三番・一塁手」で全試合出場。本職ではない一塁でベストナインに輝いた。巧みなバットコントロールがスカウトの目に留まり、ドラフト4位で広島に入団。現在はファームで体づくりに加え、実戦経験を養っている。

 入団前から理想に掲げる打者は「孤高の天才」と呼ばれた前田智徳氏。高校時代から同じ左打者の動画の研究を重ね、通算2119安打の広島レジェンドOBのフォームにくぎ付けになった。無駄のない打撃に魅了されたという韮澤は「コンパクトなスイングから長打も打てるのが理想」と明かす。現在のチームメートでは打撃は同じ左の西川、守備は田中広を主に参考にしているという。

 今季の目標について「ケガをしないこと」と掲げ「試合に出続けて、一軍でもヒットを打てるように」と抱負を語った。将来的に思い描く理想は「甘い球をしっかり本塁打、長打にできて、三振しない。守備はしっかり確実にアウトを取れる、そういう選手になりたいです」と力を込めた。一軍の舞台を目指し、日々鍛錬を積んでいく。

写真=BBM

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