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巨人・中島宏之 通算2000安打へ残り150/節目の記録を見据えて

 

2020年は100試合に出場、チームの連覇に貢献した巨人中島宏之


 止まりかけていたカウンターが、再び動き出した。中島宏之は2020年に83安打を放ち、これで通算1850安打。38歳の行く末に、「2000安打」の節目が再び浮かび上がってきた。

 オリックスから加入した19年は43試合の出場で54打数8安打の打率.148に終わった。戦力外も覚悟したというオフは、減額制限を大幅に超える1億3000万円減の年俸2000万円でサイン(金額は推定)。選手生活のがけっぷちに立たされた。

 20年はグリップを下げた打法に変え、これまでのフォームを大幅に改造するなど、なりふり構わず結果を求め、オープン戦では12球団最多タイの4本塁打を放った。原辰徳監督も「春先から非常に強い覚悟の中で野球に取り組んでくれている」と変身ぶりに目を丸くし、開幕後も正一塁手として起用した。

 こうして節目のプロ20年目は打率.297、7本塁打、29打点。六番(56試合)を中心に、五番(11試合)、七番(10試合)とクリーンアップの後の打線を引っ張り、リーグ2連覇に貢献した。8月14日の中日戦(東京ドーム)では通算200本となる5号3ランを放ち、「コツコツと打って長くやらせてもらってきたので、達成できたかな。まだまだ打てるだけ打ちたい」と感慨に浸った。

 安打も西武時代に半数以上となる1380安打、オリックスで379安打、巨人で91安打を放って今に至る。コロナ禍で120試合に縮小された今季に83 安打を放ったペースを保つことができれば、単純に22年にも到達する計算だ。

「グラウンドでは年齢は関係ない。より試合に出られるように」と中島。通算948打点も「1000」の節目へ残り「52」。安打数とともに、大きな節目に近づいている。

写真=BBM
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