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ヤクルト・坂口智隆 通算1500試合出場まで残り4/節目の記録を見据えて

 

2020年は主に一番打者などで打線の牽引役となった


 進化を続ける男が、新たな記録達成に近づいている。2021年にプロ19年目を迎える坂口智隆は、ここまで通算1496試合に出場。過去195人が達成している通算1500試合出場まで、残り4試合としている。

 20年は復活のシーズンとなった。19年は開幕早々に左手首に死球を受けて骨折。22試合の出場に終わった。再起をかけて、オフシーズンは徹底的な振り込みを敢行。一塁や外野を守り114試合に出場し、10月19日の阪神戦(甲子園)では、4回に左翼線二塁打を放って通算1500安打を達成。シーズンを振り返り「今年はまた何か新しいものをつかもうとオフからやってきた中で、成績には決して納得できるものではないし、高い数字でもないですけど、自分の中で可能性を感じる年でもあった」と充実感を漂わせた。

 衰えを感じさせないベテランだ。今季はキャリアハイとなるシーズン9本塁打を記録。「ホームランに関してはまぐれ」と口にするが「僕の場合は、変な打ち方では絶対にホームランにならない。長打は絶対にあったほうが怖いと思うので、追い求めないですけど、自分の形になじむように練習を続けていければと思う」。打順は主に一番や五番など、打線の軸を任されていただけに、パンチ力がある打撃は相手にとっては脅威になる。

 来季の目標は明確だ。「毎年そうですけど、試合に出ることは絶対実現しなければいけない目標だと思っている。とにかく143試合すべて出ることだけを考えて、チームに必要なピースであり続けたい」と坂口。試合数を積み重ねれば、必ずや好結果を残してくれる。2年連続最下位からの逆襲を誓うチームのためにも、フィールドに立ち続ける。

写真=BBM
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