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ロッテ・平沢大河 勝負の6年目「競争に食らいついていきたい」/待ち遠しかった開幕

 

6年目のシーズンに挑むロッテ平沢大河


 プロ4年目・安田尚憲、3年目・藤原恭大に加えて、同じく3年目の山口航輝もオープン戦を通して台頭してきた。チームの若返りが激しくなる中で、6年目の平沢大河も、ようやくチーム内の競争に加われる位置に戻ってきた。

 3月9日、楽天とのオープン戦(静岡)で、右翼席中段まで打球を飛ばした。

「しっかりアピールできるように初球からどんどん振っていかないといけない。しっかりと打てて良かった」

 昨季は10月に右ヒジを手術するなど故障にも泣き、プロ入りしてから自身初の一軍出場なし。二軍でも56試合に出場し打率.142、1本塁打、10打点。2016年のドラフト1位入団とはいえども、この成績を見れば、ゆっくりとリハビリに専念していられる立場でもないのは明白といえた。

 石垣島キャンプは二軍スタート。途中で右足首を捻挫するアクシデントもあったが、3月6日から一軍に合流し、翌7日の西武戦(ZOZOマリン)では、すぐさま適時打を放った。必死にアピールする日々が続いている。

 遊撃手は昨季レギュラーの藤岡裕大に加え、ドラフト3位・小川龍成が奮闘しているが、それだけではない。まだ来日こそしていないが、メジャーで実績十分の新外国人のエチェバリアも加入。「競争相手が増えた。競争に食らいついていきたい」と、今季は一年間を通じて競争を繰り広げていかなくてはならない。

 右ヒジの痛みは、まだ残っている。それでも、どん底を味わったからこそ、「野球ができる喜びをかみしめながらやりたい」と言葉にも力がこもる。井口資仁監督は「彼もレギュラー争いが懸かっている。万全でない中でもやることはやらないと」と期待する。

 平沢にとっては、待ったなしとなる勝負の6年目。野球人生を左右するシーズンへ、静かに闘志を燃やす。

写真=BBM
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