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阪神・伊藤将司 新人でも先発の座は絶対に渡さない/第一歩を踏み出した

 

先発でセ・リーグ最速の新人勝利、さらには完投勝利も飾り、阪神の先発に欠かせない存在になりつつある伊藤将


 ルーキーの伊藤将司がチームの快進撃に貢献している。プロ初勝利を甲子園での巨人戦(4月7日)で挙げたことでさらに自信をつけた。

 開幕前に「先発ローテーション入りして2ケタ勝利を達成したい」といった意気込みが先発2戦目から結果に出た形になった。

 JR東日本からドラフト2位で阪神入り。ドラフト後の都市対抗でも好投したことで、貴重な左の先発として期待された。

 初登板になった3月31日の広島戦(マツダ広島)では4回二死二塁の場面で、投手の床田に適時二塁打を浴びてしまった。勝ち負けはつかなかったが、経験豊富な社会人出身らしく、抑え込むべき場面で痛打された反省を次の登板に生かした。

 4月7日の巨人戦(甲子園)は7回1失点。「粘り強く投げることができた」とセ・リーグ新人最速の白星を稼ぎ、4月24日のDeNA戦(甲子園)では9回7安打1失点で完投勝利(13対1)も飾った。

 独特のフォームからツーシーム、カーブ、チェンジアップ、カットボールなど変化球が多彩で制球力も安定している。

 伊藤将の投球を受けた梅野は「後ろから隠れてピュッとでてくる感じ」といったように打者はタイミングが取りづらい。

 本人も「自分の体から隠れて出てくるイメージでやってます」と語っているように希少なタイプを印象づけている。

 大学日本代表では大山とチームメート。右投手が目立つ中で、即戦力左腕が先発の座を確固たるものにするつもりだ。

写真=BBM

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