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西武・源田壮亮 「2人で失策5個以内」ノーエラーが途切れ新たに設定した目標/守備職人のプライド

 

一軍復帰後には再び堅守でチームの勝利に貢献する姿を見せてくれるはずだ


 内野守備の要である遊撃で2018年から3年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞し続けている源田壮亮。日本屈指の内野手と言っても過言ではない。今季もその安定感は群を抜き、毎試合、難しい打球も平然とさばいては投手とチームを助け、ファンに感嘆のため息をもたらせている。

 その名手が感化されたのが昨季、菊池涼介(広島)が達成した二塁手史上初の無失策の偉業だった。「二遊間で1シーズン無失策は不可能だと思っていた。でも、できるんだという希望をもらい、僕も初めて『無失策を目指そう』という気持ちが芽生えた」。自身の今季目標にも掲げていた。

 だが、開幕5試合目でシーズン初失策を記録。「ショックでした」と、さすがに落胆は隠せなかったが、覆水盆に返らず。すぐに気持ちを切り替え、三遊間でコンビを組む中村剛也と新たな目標を設定した。「2人で失策5個以内でいこう」。6月7日現在、源田が3つ、中村が1つ。達成のためには猶予は1つだが、数字そのものではなく、1つでもミスを減らすために「取れるアウトは確実に取る」という意識を高め、しっかりと1打球1打球に集中することが大事だということだろう。

 また、今季は捕手・森友哉の盗塁阻止率が一時期4割超と高い数字を誇っていたが、その送球に抜群のタイミングでベースに入り、素早いタッチでサポートしているのも源田にほかならない。

 5月27日に新型コロナ陽性の検査結果を受け、戦列を離れていたが、6月8日からファームに合流した。チームにとって唯一無二の替えのきかない存在。復帰後は、再び圧巻の堅守で勝利に貢献してみせる。

写真=BBM

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