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阪神・原口文仁 準備を常に大切にする代打の切り札/ひと振りにかける

 

代打で勝負強さを見せ、チームに勢いをつけている原口。優勝するためにはなくてはならない存在だ


 代打に定着し実力を発揮しているのは原口文仁だ。今シーズンもベンチに控えて勝負どころで名前を告げられる役割が続いている。

「自分が出た場所で結果を出すことが今の仕事なので、出たところで結果を出してチームに貢献できるように準備を続けていくつもりです」

 6月8日の日本ハム戦(札幌ドーム)では、同点の9回二死二塁の場面で代打として登場。日本ハムのリリーフ・杉浦稔大から今季初打点になる左越え決勝二塁打で勝負を決めた。

「チームが勝ったことが一番うれしいです。最高の場面で使っていただいて緊張はあったんですが思い切って打っていこうと思っていました」

 昨シーズンも捕手としてスタメン出場したのは10試合にとどまった。正捕手の座は梅野に奪われている形だが、本人もあきらめたわけではない。

 しかし、これからチームの優勝争いが激しくなっていくと、いかに接戦をモノにするかが重要なウエートを占める。「右の代打」で起用できる人材は限られてくる。

 ここまで今季はすべて代打出場の原口だが、ゲームの流れを見ながら出番に備えるのは心身ともに難しいものだ。だからこそ本人はベンチ裏での「準備」の大切さを強調する。

 ここまでの連続安打は3試合が最長。「自分が与えられたところで最高の成績を残すことが大事だと思います」。虎の快進撃を支える、代打の切り札になって、より競り合いに強いチームになる。

写真=BBM

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