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“W”のマインドを植え付けるオリックス・ジョーンズ/助っ人前半戦通信簿

 

来日2年目を迎えたオリックスジョーンズ。今季は代打での出場がメーンに


 メジャー通算282本塁打を誇る大物助っ人が『フォア・ザ・チーム』を体現している。

 ジョーンズがメジャー・リーガーのプライドを“封印”。前半戦は主に代打として起用され、48試合に出場して打率.240、2本塁打、16打点を記録した。代打では16打数8安打の打率.500、5打点をマーク。四死球も8つ選び、代打での出塁率は.667で、同得点圏打率は.556と、驚異の集中力で勝負強さを発揮している。

 スタメン起用の回数は減ったが、ジョーンズは「監督と話をして、代打というポジションでしっかり自分の役割を果たしたいと伝えました」と明かした。「今、チームは若手選手が活躍している。それを後押しするのも、チームのメンバーとしてできること」と背中を押す。

 すべてはチームのため。「勝利こそがすべてのほかの細かい問題を解決していく。勝利するという一番大事なことに向け、一生一生懸命やっていきたい」。自身の打撃成績での数字に、こだわりはない。

「今は、吉田(正尚)選手が良い成績を残せばチームは勝利に近づくという形が当然あるわけで、自分自身もそうした中で良い数字を残してチームの勝利に貢献していけるような活躍を目指したい」。

 コツンコツンとバットの先端をつま先で2度蹴り、打席ではガムをかみながら両腕を揺らしてリズムを取る。神経を1打席に研ぎ澄ませ、ボール球には手を出さず、悠然と見送る。

「W(Win=勝利)がつけば、自分は、なんでもいい」。

 チームに勝利のマインドを植え付ける。

写真=BBM

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