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阪神・佐藤輝明 球界にインパクトを与えた3発/前半戦ベストゲーム

 

エキシビジョンマッチで本塁打を量産している佐藤輝。この勢いで後半戦もチームに勢いをつける


 首位ターンした前半戦のハイライトシーンは、大物新人が怪物ぶりを発揮した一戦だった。佐藤輝明の1試合3本塁打がチームの勢いを象徴していた。

「毎日1本でも多く打ちたいと思っていましたから、そういう結果が出たのはうれしかったです。勝利に直結したところが一番うれしかったです」

 前半戦に20本塁打をマークした佐藤輝だが、この11、12、13号で巨人の岡本、ヤクルト・村上と並ぶリーグトップに躍り出たことでもインパクトが強かった。

 5月28日の西武戦(メットライフ)で高橋、ギャレットから放ったのは、新人で58年長嶋茂雄(巨人)以来、63年ぶりの1試合3発で球界を驚かせた。

 特に、9回にギャレットの154キロを打ち砕いた一発は、右中間最深部に突き刺さった。この試合では2度追いつかれる展開で、ルーキーの本塁打がトドメを刺した。

 矢野監督が「生涯忘れることのできひん試合」と興奮気味だったのも無理はない。両リーグ最速30勝の区切りになった1勝は劇的だったからだ。

 ここまで84試合出場で、打率.267、20本塁打、52打点で折り返した。計121三振も両リーグ最多で今後の課題になってくる。

 オールスターの大舞台にも立って、仙台で行われた第2戦では、オリックスの宮城から本塁打を放つなど、黄金ルーキーぶりをアピールした。後半戦の「サトテル劇場」からも目が離せない。
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