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ヤクルト・マクガフ 第2の故郷のために腕を振る/頼れるタフネス

 


 勝利のために、マウンドに立ち続けている。来日3年目を迎えた救援右腕・マクガフは、いまやチームには欠かせない存在だ。昨季まで2年連続で50試合に登板。今季も9月10日現在で45試合に登板し2勝1敗、14ホールド、19セーブ、防御率2.47と、安定感した投球でフル回転の活躍を見せている。

 開幕前には「過去2年最下位だった悔しさを晴らすためにも、Aクラスに入って、優勝争いもしていければ。そこをゴールにしていきたい」と決意を口にしていた助っ人。シーズン途中からは、不調に陥った石山泰稚に代わって抑えを務めるなど、信頼感は日に日に増すばかりだ。

 若手投手に助言を送るなどマウンド以外の場面での貢献度も高い。日本にも慣れ「第2の故郷」と口にするほど。温泉が好きで、秋季キャンプを行う愛媛・松山市の道後温泉が一番のお気に入り。チーム内からも、ファンからも愛されている。

 大舞台での経験も、今後の野球人生に生きていく。東京五輪では米国代表として全6試合中5試合に登板と、タフネスぶりを発揮。「すごく大きく、これまでの野球人生の中では多分一番の経験。日本と戦って、世界に日本のレベルの高さを見せられたことはとてもいいことだった」と“日本愛”も口にした。

 高津臣吾監督も「非常に信頼しています」と口にし、後半戦開幕前に起用法について「一番後ろで投げます。(信頼は)変わらない。9回に投げるのは、彼です」と明言。これからも9回を締めるのは背番号37だ。

写真=BBM

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