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躍進を続ける球界のエース オリックス・山本由伸/伝統を背負って

 


 エースナンバー『18』が板についてきた。山本由伸は、背番号18を背負って2年目の今季、抜群の成績を残している。10月18日現在、今季25試合に先発し、17勝5敗、5完投のうち、完封勝利が3度で防御率1.46。さらには199奪三振と誰も手がつけられない状態だ。勝ち星、防御率、奪三振の『投手三冠』は手中に収めており、『沢村賞』の獲得も視界に入る。

 18番が似合う男になってきた。2019年オフの『Bsファンフェスタ2019』で初めて18番のユニフォームを身にまとい「かっこいいなぁ、と。(歴代の)山口和男さん(現スカウト)、酒井勉さん(現メンタルコーチ)、岸田護さん(現二軍投手コーチ)は、すごくお世話になっている方々。山口スカウトは自分をプロの世界に入れてくれた方。一緒の背番号をつけて、恩返しできるようにしたい」と語っていた。

 オリックスの背番号18は、前身の阪急で初代エース・野口二郎氏が42年にマークした年間19完封勝利は、現在でもプロ野球最多タイ記録。ガソリンタンクの異名で剛球を投じた米田哲也氏の通算949試合登板、350勝はいずれも歴代2位の記録。また、オリックスとしての球団初年度の89年に入団した酒井勉氏は9勝をマークして新人王に輝き、山口氏は最速158キロの快速球を武器にクローザーを任された。

 山本は今夏の東京五輪でも主戦投手として2試合に先発し、金メダル獲得に大きく貢献。オリックスのエースが、球界を代表するエースとして躍進を続けている。

写真=BBM
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