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ヤクルト・山田哲人 チームの“顔”として先頭に立つ/伝統を背負って

 


 伝統ある背番号1は、輝きを放ち続けている。今季から新たに主将という肩書が加わった山田哲人は、6年ぶりのリーグ制覇へと向かうチームを、結果と姿勢で引っ張っている。

 2015年。14年ぶりのリーグ優勝を達成したスワローズで、山田はひと際スポットライトを浴びた。自身初のトリプルスリー(同一シーズン打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成。史上初めて本塁打王(38)と盗塁王(34)を同時に獲得した。同年12月の契約更改の場。16年シーズンから背番号「1」を背負うことが発表された。

 「偉大な番号。プレッシャーに負けないように頑張りたい」

 会見で山田はこう決意を口にした。若松勉池山隆寛岩村明憲青木宣親――。代々その番号を着けてきた先輩は「ミスタースワローズ」と呼ばれ、チームの顔として先頭に立つ責務を果たしてきた。

 昨年11月。国内FA権を行使せず、残留を決めた。そして、志願して主将になった。「自分も先頭に立ってチームのために頑張らないといけない。キャプテンはすごい刺激になると思うので、自分にも、チームにもプラスになればと思って高津(高津臣吾)監督にお願いしました」。伝統ある番号とともに重責も引き継いだ山田。目指すは背番号1として初めて立つ頂だ。

 17日現在で打率.274、34本塁打、100打点。結果はもちろん、今季は試合中に積極的に投手に声を掛けるなど姿勢でも引っ張る。選ばれし者が背負う「1」の重みを感じ、ただひたすらに突き進む。

写真=BBM
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