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西武・金子侑司 「嫌な思いをさせないように」新妻に誓う復活/増えた家族のためにも

 

昨季は打率1割台、盗塁もわずか9個と不振に陥った金子


 昨シーズンは、金子侑司にとって2016年に一軍定着して以来、最も厳しいシーズンとなった。中でも、奪還を目指していたはずの盗塁がキャリア最少の9個、成功率が50パーセントに終わったことは、本人は言わずもがな、チームにとっても大誤算だったと言わざるを得ない。また、打率が1割台にとどまったのもキャリア初。シーズン通して打撃改善の糸口を見出すことができなかった。

 そんな苦渋のシーズンを終え、「振り返りたくなかったですが、必死に振り返って、いろいろなたくさんの声を受け止めて、『来年やり返したい』という気持ちが持てた」と、懸命にメンタルの立て直しを図った。

 再起を誓う2022シーズン、その最高のモチベーションとなるのが、11月30日に発表した新妻の存在だ。「せっかく僕と結婚してくれたので、嫌な思いをさせないように頑張りたい」。苦境の中でも支えとなってくれた大切な伴侶のためにも、何がなんでも結果を残すしかない。

 その中で大きいのが、最大の武器である走塁において佐藤友亮コーチが一軍外野守備・走塁コーチに帰ってきたことだろう。2度の盗塁王は、いずれも同コーチの指導の下だったことを考えれば、より一層のレベルアップ、もしくは逆に原点回帰、いずれを目指す上でも最良のアドバイザーとなることは間違いない。

 ここ数年は一番定着を目標としてきたが、「打順は何番でもいいし、守備もどこでもいい」。チームとしても個人としても、「応援し続けてくれるファンのために、結果を出して、チームの優勝に貢献したい」。危機を振り払う金子の奮闘に注目だ。

写真=BBM
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