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オリックス・紅林弘太郎 結果で恩返し/2年目のジンクスに挑む

 


 紅林弘太郎が“2年目のジンクス”は吹き飛ばす。

 歓喜の優勝の瞬間、グラウンドにいなかった。昨年10月27日の京セラドームに背番号24の姿はなし。体調不良で胴上げを、まさかの欠席。今季こそ、祝福の胴上げに参戦する意気込みだ。

 高卒2年目の昨季は遊撃手として球団史上初の『開幕遊撃』のスタメンを勝ち取った。開幕戦で失策を犯すなど、苦しさも味わったが「試合に出させてもらっているので、中嶋監督に恩返しがしたい。やっぱり、野球は楽しいです」と言い切った。

 落ち込んでいると指揮官が「オレも2年目はそんなもの。気にするな。今はそういう時期」と言葉をかけてくれた。最終的に球団初の10代の2ケタ本塁打をマークし、将来の看板選手になる可能性は十分にある。

 打席に入る際、三塁ベースライン上に投球軌道を描き、ミートポイント重視の素振り2回で足を固める。ルーティンを繰り返し、日々成長を遂げた。

「プロは毎日、試合があるので、うまく切り替えてやっていかないと。(新人年に)ファームで1年間、試合に出させてもらった経験が、今、生きています」

 一軍に食らいつく日々に「疲れてしまって……。(寮の)部屋とかホテルに戻ったら、すぐに寝てしまうんです」と苦笑い。昨季は「ふがいない結果でした。全然打てない時期があって……」と唇をかむ。シーズン終盤には「監督に『いろいろ考えずに、シンプルにいけ』と言われました」。注がれる愛情に、結果でお返しする。

写真=BBM
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