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ソフトバンク・栗原陵矢 背番号を受け継ぎ、記録を超える/タイトル獲得宣言

 

長谷川コーチの198安打を1本超える199安打を目指す栗原


 打線の軸の1人として期待される今季、栗原陵矢が狙いを定めたのはズバリ最多安打のタイトルだ。初の全試合出場を果たした昨季は、打率.275、21本塁打、77打点。すべてでキャリアハイの数字を残したことで、今季就任した藤本博史監督もすでに三番・柳田悠岐、五番・栗原を理想の打順として明言している。中軸を担う強い責任感から、栗原は「やっぱり率を残せる、ヒットを多く打てるスタイルにならないといけない」と強調。自らの役割を理解し、昨季まで以上に安打を量産することでV奪還に貢献する覚悟だ。

 好不調の波をなくすことが、初タイトルへつながると信じている。昨季は3月を.278でスタートすると、4、5月はともに3割台と好調だったが、6、7月は2割台前半と大ブレーキ。五輪明けの8月は一転して.370と爆発したが、9、10月は再び2割台前半と苦しんだ。「集中できなかった打席の後、集中しようと思ってもできないときがあった」と、集中力の維持が理由にあったことを自己分析。1月の自主トレでは、2014年に最多安打のタイトルに輝いた中村晃に打席での心持ちなどを貪欲に学んだ。

 今季から背番号を「24」に変更した。13年に球団記録の198安打を放ち、首位打者と最多安打に輝いた長谷川勇也一軍打撃コーチが昨季まで背負っていた背番号だ。昨秋キャンプでは長谷川コーチに「俺も獲ったぞ、最多安打」と言われ、「僕は199本打ちます」と応えた。「1本でも多く超えられたら」。高い志で初タイトルを目指す。

写真=湯浅芳昭
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