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楽天・則本昂大 「経験を生かす大事な年」ファンに最高の結果を/節目のシーズンを迎えて

 

今季こそはの気持ちが強い


 3月11日、DeNAとのオープン戦(静岡)。先発のマウンドに上がったのは、則本昂大だった。強風が吹きつける悪条件の中で、5回を投げ1安打無失点の粘投。制球が乱れる場面もあったが「5回まで投げて、とりあえずゼロに抑えたのは収穫」と充実感をにじませた。

 プロ10年目の大事な節目のシーズンに、2年ぶりに開幕投手を務めることが決まった。球団史上最多7度目の大役に向け「チームに勢いをつけたい」と意気込みを語った。

 石井一久GM兼任監督は、則本を開幕投手に指名した理由について「昨年、一番勝った投手」と説明。信頼を寄せていることは間違いないが「彼も新たなキャリアを作る年齢。もう一つ上のレベルを求めて、チームが勝ってほしいとき、負けちゃいけないときに勝てる投手になってほしい」と、さらなる活躍も期待した。

 もちろん、本人も今季に懸ける思いは人一倍強い。「震災から10年という節目の昨シーズン、私たちは悔しい思いをしました。震災を風化させないようにするために、何かを感じていただけるプレーができればと思っています。今シーズンが東北の皆さんにとって忘れることのできない、最高のシーズンにできるよう、魂込めて腕を振り続けたい」とシーズンを通しての活躍を誓った。

 狙うのは新人だった13年以来となる日本一だ。「あのときは無我夢中だったが、そのあとの8年で(日本一の)すごさや大変さを実感した。その経験を生かす大事な年になる」。3月25日、ロッテとの開幕戦(楽天生命パーク)は5回1/3を3失点で黒星を喫したが、通算96勝の経験を生かし、節目のシーズンを華々しく飾る。

写真=BBM
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