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オリックス・吉田正尚 “衝撃”にも平常心。たぎらせる勝利への執念/チームリーダーの決意

 


 リーグ連覇&日本一を狙う選手会長が、フレッシュなチームをけん引する。吉田正尚が万全の状態でシーズン開幕となる3月25日の西武戦(ベルーナ)を迎えた。

 昨オフに両足首のクリーニング手術を受け、宮崎での春季キャンプまではリハビリを中心に行った。西武の開幕投手は2年連続の高橋光成を公言。吉田正は昨季、高橋光から打率6割。対西武は打率.409、6本、15打点と好相性を誇っていた。「去年、同じカードで負けているので、なんとか初戦を取りたい」とリベンジに燃えていた背番号7は、高橋光から適時打を放つなど、チーム開幕12年ぶりの白星に貢献した。

 4月3日の日本ハム戦(京セラドーム)では衝撃が走った。同点の8回一死、三塁。日本ハム・BIGBOSSは三番の紅林弘太郎を申告敬遠し、一死一、三塁で四番・吉田正との勝負を選択。前打者が敬遠され自身との勝負を選択されたケースは「(記憶に)ないですね……」と、主砲は心境を吐露する。ただ、平常心を忘れなかった。

 日本ハムのBIGBOSSの“奇策”にも「多分、ゲッツー狙いに変えたんだと思いますし、作戦の1つです」と落ち着いた。2球目に一塁走者の紅林が二盗を決め「状況判断をして、気持ち的に楽になりました」と振り返った。カウント3−1からの5球目、変則左腕・宮西尚生の137キロをとらえると、痛烈な打球は二塁手の水野達稀を強襲。センターに抜け、決勝2点適時打となった。吉田正は「勝利に貢献できれば(当たりは)なんでも良い」と勝利への執念をたぎらせた。

写真=BBM
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