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DeNA・牧 秀悟 頼もしさを増したチームの柱/序盤戦MVP

 

シーズンは交流戦に突入する。昨季、牧はこの期間に打率.357、3本塁打と打ちまくった。好調の打撃がさらに加速するか


 頼もしい姿は変わらなかった。新型コロナウイルス陽性判定による離脱を経て、牧秀悟にとって復帰2試合目。4月21日の阪神戦(横浜)だ。「何としても走者をかえす」と気合を入れた3回無死二、三塁。齋藤友貴哉のスプリットをたたき、右中間へ逆転の3号3ランを放り込んだ。自身の24歳を祝うバースデー弾とオマケ付き。本拠地の阪神戦では15年ぶりの3連戦3連勝へ導き「親戚が球場に来てくれていた。ああいう形で打てて良かった」と喜んだ。

 まだ2年目。とにかく堂々としている。新人王こそ広島栗林良吏に譲ったものの、昨年は137試合で打率.314、22本塁打、71打点。「シーズンの後半は四番で結果を残してくれている。イメージはしている」と三浦大輔監督が打線の軸に据えるのは自然な流れだった。開幕は4試合で連続安打を放ち、いきなり2本塁打と好発進。「自分が打つことで、チームを勢いづけられるように。四番の仕事をしっかりとやっていきたい」とハイパフォーマンスを発揮した。4月7日に離脱を経験したが、20日の阪神戦(横浜)から一軍復帰。ここまで10本塁打、30打点はともにチーム最多の成績だ。

 重量打線を担うはずの面々では、オースティンが右ヒジ手術で長期離脱中。主将の佐野恵太は5月5日の中日戦(横浜)で背中の張りを訴え、椎間関節炎で登録抹消されており、背番号2にかかる期待は相当だ。先発出場した31試合はすべて四番を務め、得点圏打率.467はセ・リーグトップ。いくらでも太い柱になる。

写真=井田新輔
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