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阪神・岩崎優 ひたすら出番を待つ新クローザー/序盤戦MVP

 

今やクローザーとしてしっかりと役割を果たしている岩崎


 序盤の勝ちゲームを締めてきた。新ストッパーの岩崎優がチームの窮地を救うべく逃げ切りの舞台に上がり続ける。

 最大の懸案だったロベルト・スアレス(現パドレス)が抜けた穴。当初のチーム構想では新外国人ケラーが抑え役のはずだったが、開幕戦からつまずいた。

 そこでお鉢が回ってきたのが岩崎だ。「勝つことができて良かったです」。ヒーローインタビュー時のお決まりの淡々としたフレーズがトレードマークながら、実際には魂のピッチングを見せる。

 なかなかチームが勝てず、もがいたが、4月15日の巨人戦(甲子園)で岩崎が挙げたセーブが、チームにとってのシーズン初セーブになった。

 昨シーズンは62試合に登板し、3勝4敗1セーブ、41ホールド、防御率2.65の成績で存在感を示した。5年連続40試合以上登板は信頼を得てきた証拠だ。

 ただ絶対的守護神だったロベルト・スアレスの退団で今年は勝手が違った。しかも開幕してからのストッパー指名。それを引き受けて結果を残している。

 3月25日ヤクルト戦(京セラドーム)で1失点したあとは、5月に突入してから無失点リリーフを続けていた(17日のヤクルト戦では2失点で敗戦)。

 国内FA権の資格取得条件を満たしたときは「プロの世界で続けてきた証しでもあるので支えていただいた方に感謝しています」と口にした。

 まさかの最下位に低迷するチームだが、勝利のためにブルペンでひたすら出番を待ち続ける。

写真=BBM
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