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楽天・小深田大翔 「できる準備はしっかり」と新たなチャレンジ/ユーティリティーの極意

 

チームに貢献するプレーを目指す


 3月25日、ロッテとの開幕戦(楽天生命パーク)。スタメンを見て、驚いた人もいたのではないだろうか。昨季まで遊撃でレギュラー争いを繰り広げていた小深田大翔が九番・中堅で先発。外野の定位置定着を狙っていた田中和基小郷裕哉がベンチスタートとなった。

 小深田大翔は2年目の昨季は主に遊撃で、121試合に出場し打率.248。打撃に加え守備では12失策を記録するなど、納得のいく成績は残せなかった。シーズン終了後には「ショートで全試合に出たい」と語っていた俊足の内野手だったが、キャンプでは新たな挑戦に取り組んだ。それが外野の守備だった。

 小深田の外野挑戦について問われた石井一久GM兼任監督は「外国人が入ると、ベンチの人数が少なくなる。今年は役割が多くなる選手が増えると思う」と説明。長いシーズンを全員で戦い抜くため、多くの選手が複数のポジションを高いレベルでこなすことを求めたのだ。

 遊撃に強いこだわりを持っていた小深田。だが、自身の能力をフル活用するために意識を変えた。「ベンチからのスタートでも代走であったり、できる準備はしっかりする」。外野兼任を決意した理由も、その準備の一つ。6月20日現在(以下同)で中堅で先発したのは1試合だけだが、努力は決して無駄にはならないはずだ。

 主に遊撃として45試合に出場し打率.270。主に二番打者としてチームを支えている。目標の一つがチームの優勝に貢献すること。俊足のマルチプレーヤーは勝利に貢献するために全力を尽くす。

写真=BBM
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