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楽天・瀧中瞭太 「腹をくくって」。底から抜け出した先発右腕/後半戦のキーマン

 

巻き返しを誓う


 先発としての責任を果たした。7月20日のソフトバンク戦(北九州)。先発した瀧中瞭太が7回を投げ5安打1失点。2回先頭、デスパイネにソロは被弾したが、要所を抑えて今季2勝目を挙げた。

 6月3日のDeNA戦(横浜)以来のマウンド。「腹をくくって、チームを勢いづけられるような投球がしたい」と臨んだ一戦で、凡打の山を築いた。内外角を丁寧に突き7奪三振。6回二死一塁の場面では、スライダーでデスパイネを捕邪飛に封じた。

 序盤、チームは好調だったが、昨季10勝をマークした3年目右腕は苦しんだ。開幕ローテ入りは果たしたが、同ソフトバンク戦まで9試合に先発し1勝5敗、防御率4.35。二軍での再調整を言い渡された。

 これまでセットポジションでの投球を続けてきたが、二軍ではワインドアップに変更した。理由は「しっかり立っている感覚がなかった」。ワインドアップに変えたことで、より下半身を使った投球ができるようになった。「どういうフォームでも絶対メリット、デメリットはついてくるので、自分の中で理解した上で取り込んでいきたい」。今後も試行錯誤は続けるつもりだが、浮上のきっかけをつかんだことは間違いない。

 前半戦でフル回転した中継ぎ陣を休ませる意味でも、先発陣の奮闘は欠かせない。首位返り咲きを狙う後半戦で、キーマンの1人と言えるだろう。「しっかり自分のピッチングをやりたいなと思います」と後半戦へ向けた意気込みを語った右腕。自慢の制球力を武器に、チームの勝利に貢献する。

写真=BBM
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