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オリックス・西野真弘 黙々と鍛錬を積んで/このままでは終われない

 


 8月9日の楽天戦(京セラドーム)で二番・DHでスタメン起用された西野真弘が久しぶりのお立ち台に上がった。5月25日以来のスタメン起用に応える2安打2打点に「やるしかないと思って、今日は挑みました」と胸中を明かした。

 夏場を迎えるまで、二軍再調整は続いていた。こんがりと焼けた肌で言う。

「もう1回、初心に戻って。本当に(一軍で)野球がしたいなって。心から思いましたね。テレビで(一軍の)試合映像を見て『何やってんだろうなあ』って考えたりもしました」

 再昇格に向け、黙々と鍛錬を積んだ。

「悔しい気持ちでいっぱいでした。やっぱり一軍の試合に出ないと……。ずっとファームにいても、チームのためにならない。やっぱり一軍で活躍して、勝ちに貢献したい」

 入団2年目の2016年には全143試合に出場して、シーズンを完走。その後はケガに苦しむシーズンが目立った。「年間を通して一軍にいた経験があるだけに、より悔しい思いが強いです。若い選手も増えて、みんな結果を出して、生き生きしている。僕ら中堅もチームを引っ張っていけるように存在感を出していきたい」。競争の中に再び飛び込む覚悟で、バットを振り続ける。

 16日のロッテ戦(ほっと神戸)では、ファーストミットを手に持ち、二番・一塁でスタメン起用された。「ポジションなんて言っていられない。自分のできることを精一杯したい」。狙うは逆転でのリーグ連覇。28日に新型コロナの陽性反応が出て離脱を余儀なくされたが、復帰後は再び存在感を示してくれるはずだ。

写真=BBM
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