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巨人・岡本和真 新たな時代に入る巨人 第20代主将としてチームを導く/増した責任感

 

来年は岡本が3年ぶりリーグ優勝の中心となるはずだ


 巨人は新たな時代に入る。「顔」となるのが、新主将・岡本和真だ。

「今年はファンの方も、僕たちもめちゃくちゃ悔しい思いをしました。来年は絶対に優勝します!」

 11月23日に開催されたファンフェスタで原辰徳監督から主将に指名され、G党にV奪回を約束した岡本和。その力強い口ぶりは、覚悟と成長を感じさせるものだった。阿部慎之助(現ヘッド兼バッテリーコーチ)、坂本勇人がともに8年間務めた主将の座は「巨人軍第20代主将」に受け継がれる。

 26歳のニューリーダーは「僕のほうをみんな見ると思いますし、全員で優勝、日本一を目指して、一丸となってやっていきたい。今年よりは絶対にいい成績を残したい」と燃えに燃えている。

 今季、2018年にレギュラーに定着して以降ではワーストとなる打率.252、30本塁打、82打点に終わったが、5年連続の30本塁打を達成し、いまや不動の三塁手としての立場を確立した。素直で優しい人柄で先輩、後輩問わず慕われる一方、近年は原監監督や坂本から「自覚を持ってプレーしている」と、精神的な成熟を認められてもいる。

 副主将には2学年上で信頼を寄せる正二塁手の吉川尚輝、投手主将に22歳の戸郷翔征が就任。この3人が23年の巨人のカギを握る存在となるのは間違いない。新世代のリーダーたちとともに目指すは、3年ぶりのリーグ優勝。その中心として、岡本主将がチームを導く。

写真=BBM
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