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阪神・ノイジー 対応力が高い打撃スタイル 岡田彰布監督からの期待も高い新外国人/助っ人たちのシーズンイン

 

猛虎打線の主軸として期待されているノイジー


 開幕に標準を合わせて調子を上げる。左腰の張りで別メニュー調整を続けていた新外国人外野手のシェルドン・ノイジーが「ノープロブレム」と万全をアピールした。

「自分の仕事はゲームに出場して強い打球を打つことだ。結果的にそれがホームランになればうれしいし、自分の仕事を全うしながらチームに貢献したいと思っている」

 2月中旬の沖縄キャンプで違和感を訴えて離脱。3月9日のオリックス戦(京セラドーム)前の練習から明るい表情でチーム本体にカムバックしてきた。

 そもそも本人はキャンプでも練習を続けるつもりだったが、首脳陣が早々とストップをかけた経緯がある。その判断が順調な復帰スケジュールにつながった。

 昨季マイナーで打率.398の数字をはじき出した左右に打ち分ける広角打法はキャンプで実証済みだ。「100パーセントで戻りたかった」とピッチを上げる。

 実戦で岡田彰布監督は「外の変化球を振らなかったのに、それがストライクと判定されたあとに振りにいった」と対応力を見抜いていた。予定される左翼守備でも首脳陣を安心させた。打球に対する追い方、中継ポイントまでの素早い返球にOKサインが出ている。

 近本光司中野拓夢の一、二番コンビで得点機をつくって、三番のノイジーでかえす青写真。岡田監督も「つなぎの役割をしてくれると助かるな」と開幕からの助っ人パワーに期待する。

写真=BBM
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