敵地・エスコンFでの
日本ハムとの開幕カードは2勝1敗と勝ち越した。四番に座った浅村栄斗は第3戦の最終打席、13打席目にしてようやく今季初安打。一塁ベース上で安どの表情を浮かべた。
昨季、チームはキャプテンを置かなかったが、2年ぶりに復活。
「キャプテンに指名されることはすごく光栄なことですし、イーグルスの力になりたいという気持ちです。10年ぶりの日本一になるために、しっかり自分の背中を見せながら、チーム一丸で戦っていきたいと思います」
主将としても、主砲としても、チームを引っ張る決意を示した。昨シーズン、一時は18個もの貯金をつくりながら、6月以降に失速して最後は借金2の4位に終わった。昨季を含めた過去の反省も生かすつもりだ。
「シーズン中盤、終盤にいつも失速する。しんどいときこそ全員でやる」
主将としてチームをまとめ上げ、全員の力を結集し、苦手とする夏場以降の戦いを乗り切る覚悟だ。目指すのは2013年以来、10年ぶりとなる日本一。個人として掲げる目標も大きい。
「30本、100打点ぐらいは挙げたい。そこをクリアすれば、チームとしても上位に上がる」と大暴れを誓う。バットで、そしてその大きな背中でチームをけん引し、イーグルスを頂点へと導く。
写真=BBM