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オリックス・頓宮裕真 カツサンドから一転のサプライズ「えぐいです」/わがチームの“○○王”

 


 自身初となるパ・リーグ首位打者に輝いた。プロ5年目の今季、主軸を任された頓宮裕真は、113試合に出場して、打率.307、16本塁打、49打点の成績をマーク。長打力が武器の右の大砲は「一番、獲れると思っていなかったタイトルなので、次はホームラン王を獲れるように頑張ります」と、強く意気込んだ。

 今季はリーグ3連覇に大きく貢献した。「タイトルを獲れて、リーグ優勝もできたので良いシーズンだった。来年は日本一を獲ります」と力強く拳を握る。

 尊敬する先輩から太っ腹の“ご褒美”ももらった。昨オフに西武からFAで加入し、今季からチームメートになった森友哉から、日本シリーズ終了後に高級ブランドのロレックスの腕時計をプレゼントされた。

 当初は「カツサンド持っていくわ」と宣言されていたが、プレゼントは高級腕時計で驚きを隠し切れなかった。シーズン中からロッカールームで「金の時計が欲しい」と頓宮は森に伝えていたが「金の時計はやめておけ」と忠告を受けていた。すると、まさかのプレゼントが待っていた。

 ロレックスの腕時計の中でもプレミアム商品で、価格は数百万円するとみられる。ご褒美を手にした背番号44は「えぐいです。普通には売っていないので、めっちゃうれしいです」と笑顔があふれ「来年も頑張らないとな」と深くうなずいた。

 首位打者を獲得した今オフは、大幅昇給も見込まれる。実績も携えて迎える来シーズンは、後輩に“ご褒美”をプレゼントする番。自覚も胸に新たなシーズンに進む。

写真=BBM
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