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日本ハム・山本拓実 登板数増加と球速アップを目標にチームも家庭も支える/年男の決意

 

移籍2年目も力強い投球でチームの戦力となる


 年男は一家の大黒柱にもなった。1月31日に24歳となる山本拓実は、昨年12月19日に結婚を発表した。球団を通じて「妻は明るくきれいな女性です。いつも僕が野球に集中できるようにサポートしてくれています。これからは家族になるので、より一層自覚を持って家庭での生活、野球に取り組んでいきたいです」と所信表明した。

 新居は北海道に決めた。上沢直之から「絶対に一軍にいるという気持ちがあるんなら、札幌でもいいんじゃない」とアドバイスをもらい、不退転の覚悟で引っ越しした。「自分にとって、二軍のほうの環境を悪くしたかった」と一軍に居続けなければ味わえない居心地のいい“ホーム空間”を北海道で着々と構築しているところだ。

 気持ちも新たに迎えた2024年シーズンは「チームで一番投げるのもそうですし、リーグで登板数を稼ぐのが目標」と掲げている。そのために、オフの取り組みのテーマは「体力的なものを増やすようなランニングやトレーニング。その辺りでしっかり基礎体力、フィジカルを高めたい」と12月はエスコンFを拠点に体を動かしてきた。

 年明けは沖縄・宮古島で自主トレを行い、新シーズンへの準備を加速させる。昨季はセ・リーグからパ・リーグへ移ったことで「パ・リーグのほうが、力と力との勝負が多いような感じがした。そういう意味では、やっぱり真っすぐが大事」と平均球速150キロ台に乗せることも今オフの目標。年男の力強い投球でチームも家庭も支える。

写真=BBM
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