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西武・高橋光成 「でしょうね」と重圧も吹き飛ばす 西武残留の道を選んだ右腕/待ち遠しかった開幕

 

今季もチームの勝利のために腕を振ることを誓う高橋


 昨季オフ、かねてより球団に切望し続けてきたポスティングシステムでの海外挑戦を容認された。だが、熟考の末、西武残留の道を選んだ。その瞬間から高橋光成の心はただただ日本での2026シーズンへ向き、一心不乱に突き進んできた。「どこで野球をやったとしても、プロ野球選手として自分がやるべきこと、目指す像は変わらない」と自主トレ、春季キャンプ、オープン戦で現時点での最大限を求め、順調に開幕へ向けて歩んだ。

 MLB挑戦の件もあり、これまで以上に注目されるシーズンとなることは本人も覚悟している。そんな重圧も「でしょうね」と笑い飛ばせるのは、それほどまでに自信を持ってシーズンを迎えられているという何よりの証明と言えよう。

 昨季の成績を踏まえた上で、今オフは「三振をどう取るか」も大きなテーマとして取り組んできた。その方法は「本当にいろいろある」とするなかで2種類の新しい変化球習得に努めた。その1つであるシンカーはオープン戦最終登板となった3月17日の楽天戦(ベルーナ)での一死満塁のピンチでも多投し、無失点で抑えて自信を深めた。もう1球種については「楽しみにしていてください」と煙に巻くが大いに期待したいところだ。

 キャンプ時から球団幹部や首脳陣、野球関係者など、あらゆる識者から「今年の光成は懸ける思いがひと味違う」と、取り組む姿勢や実際に投げる球を絶賛する言葉が後を絶たない。自身も「本当に楽しみ」と胸を弾ませる26年。今季一軍初登板となった4月1日オリックス戦(ベルーナ)は6回5安打4失点(自責0)で負け投手になったが、12年目を迎える西武での「日本一」の悲願達成のために全身全霊をかけて腕を振る。

写真=BBM
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