木谷良平投手が6月3日のロッテ戦(QVCマリン)でプロ初登板を果たした。5回から2番手で登板し、3回2安打無失点。味方の失策や内野安打などでいきなり二死満塁のピンチを迎えたが、「この回は絶対守ってやるという強い気持ちだった。1イニング1イニング投げていたら3回投げられたという感じ。ようやくプロになれたかな」と汗を拭った。

　今季は新人の小川や石山らが活躍。悔しい思いを胸に、練習に取り組んできた昨年のドラフト2位右腕は、「ずっとここ(一軍マウンド)を目指してやってきたんだなと思った。出て行く前はすごく緊張したけど、ずっとここで投げていたいと思った」と感慨深げだった。