故障で離脱していた里崎智也捕手が6月19日、QVCマリンで行われた一軍の全体練習に合流した。「目の前のことを必死にやるだけ。やっていくしかないですからね」と落ち着いた口調ながら巻き返しへの強い意欲をにじませた。右肩の張りで開幕一軍から外れ、二軍調整中には右ふくらはぎを痛めたが、焦らずに万全の状態にすることを目指し、ようやく復帰した。

　伊東監督は長期離脱していた里崎に配慮し、徐々に出場させる方針を明らかにした。正捕手不在だったがチームはパ・リーグ首位と波に乗る。「合流して弱くなったと言われないようにしないと。貢献していきたい」と言葉に力を込めた。